収納は大きさじゃない。DIYで棚を作る。

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木になる噺し(ブログ)

収納は大きさじゃない。セルフビルドで棚を作る。

2020/06/07

皆様、ご無沙汰しております。

職人バッカの千葉でございます。

 

コロナで、外出すべきか、家に居ようかと迷われている方も大勢、いらっしゃると思います。

私も、契約している仕事の再開を待ちわびている一人です。

 

さて、仕事もだいぶ落ち着いているので、自宅の収納が物で溢れかえっているので、造作して綺麗にしようと思いました。

 

物入の現状はご覧の通りです。

収納の床が物で占拠され、ウォークインクローゼットなのに、室内に入れない状態となっています。

いわゆる、「足の踏み場もありません。」

 

まず、こんな場合、どう改善すべきかという事です。

 

私が行った手順です。

1、不要な物と必要な物を分別する。

2、現在の状態で使い勝手の悪い部分を改善するためにどの部分に棚を設けるか考える。

3、現在ある引出しはなるべく使うが、構造的に不安定な部分は新たに棚を設ける。

4、物品の用途の類似なものは分別して、ひと纏めにする。

5、場所をとっているタイヤなどの大きな物は、棚の下方に収納できるようにする。

 

1.不要な物を分別する

意外と捨てるものが少ない様です。

2.現在の状態で、使い勝手の悪い部分(無駄空間)

次に空いている空間です。

これは、「空気が占領している無駄な空間」です。

引出しの効率も悪いので、一段づつの棚とします。

3.棚を活用する

4.類似品を分別する

工具類が散乱しています。

新たな収納では近くに纏めた配置にしたいものです。

5.大きな物を下方に収納できるようにする。

上記の様に、まずは分別と整理をします。

 

次に、巨大な物は重かったりするので、下方に収納できる高さまで、棚を設けない様にします。

 

つぎに、この最下棚から上部の空間で、いかに一番効率の良い棚配置を考えます。

また空いた空間に、物品の大きさや高さの近いものを隣接して収納できるように考えます。

このようにして配列を考慮しますと、

次の様な物入になりました。

 

 

住宅設計をしていますと、「物入の量がたりない」とお施主様からご指摘があります。

しかし、実際には、収納は活用方法で、収納能力がUPしたりします。

ご参考になれば幸いです。

 

ご拝読ありがとうございました。

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