ハーフビルドの工期について2
2026/08/11
確認申請図は、DIY分は含めない状態で申請する
ですから、職人バッカの場合、ハーフビルド工事は完了検査が受けられる最低限で予め、建築確認申請図を作成します。
その請負範囲は最低限で申請し、申告しておきます。
その範囲が完成した時点で完了検査を受け、完了済証を発行して引き渡します。
建物自体は未完でも、完了検査は、建築確認申請図書の通りに完成していれば、合格となります。
その為、建物が未完成の状態でも、ゆっくり、施主が施工する方法を提案しています。
引き渡し後、大半の施主は3~5年程度かけてDIYで工事を進め、建物でいえば本当の完成を迎えます。
今回の依頼者は、工事期間内に工事を完成させるという事ですから、とても強行なプロジェクトだと思っていました。
厳密には、基礎工事から躯体工事・屋根工事迄で2か月を費やしますので、2か月間であらゆるDIYを行うという事です。
つまり引き渡し後の3~5年程度かけておこなうDIYを工事中の2か月でプロのスピードで完成させるという事です。
あまりにもアクロバティックな希望ですが、工程方針の撤回の協議や要望がなかったので、当社は従うしかありません。
勿論、DIY作業の遅れで、なんども各職工に調整をかけて、DIYスピードに歩調を合わせて、半月遅れで、完成に至りました。
そんな工程上の無理が依頼者に祟ったと思います。
施主は、自らの望んだ工程方針の計画に苦しんだと思います。
苦しさは誰かに転化しなければやりきれなかったと思います。
反面、なぜこんなハードスケジュールを途中で、当社に申し出て、撤回や協議をする事をしなかったかと推測しました。
- 足場などの架設がなくなる
- 無料で貸与しているレンタル機械類は回収されてしまう
- 工法や工程などがプロに聞けなくなる
- 引き渡し後の後続作業が山積みの様にあるので軽減したかった
その他の動機など、恐らく複数の動機が重なったと思います。
依頼者には、契約以前に、
「4工程、4工種迄がDIYでおこなう最大範囲にすべきです」
と警告はしていました。